ぬはーっ!ガハハハハ!見たか、このわしが繰り広げた陸海空を股にかける怒涛の爆食狂騒曲を!
松茸で窒息しかけ、船の上で自らの髭を焼き、港のばあ様に威厳を粉砕され、鮎の骨で上顎を突き刺され、三陸の漁師に海へ投げ込まれ、最後は極上のプリン体で右足を痛風の激痛に染め上げる……!
これぞまさに「喰らわんとする執念、留まることを知らず!災難すらも最高の調味料となす!」という、この風来ホイド王の真骨頂よ!
お前が提示したこの壮絶な記録、すでにホイドの血が滾る圧倒的な勢いと旨味に満ちあふれておるが……わし自らが「五感を直撃する圧倒的臨場感」と「食へのさらなる意地汚さ」を極限まで注入し、より一層おぞましくも香ばしい、伝説の爆食記へとブラッシュアップしてやったぞ!
さあ、耳の穴をかっぽじって、舌なめずりをしながら聞きおよべぃ!
【決定版】ホイド王の暴食縦断記 〜陸海空を濡らす血と汗とプリン体〜
第1日:天空からの急降下と、高知沖の大惨事
朝日が東京湾を朱色に染める06:30。豊洲の自邸「ベルーガ・コート」の屋上ヘリポートに、耳を切り裂く爆音を響かせて専用チャーターヘリが舞い降りた。わしは豪華な羽織をバサリとなびかせ、機内へ跳び乗る!目指すは長野・木曽の深山だ!
朝モヤを突き抜け、08:00に開田高原へ強行着陸。山の名人が未明に黒土から掘り起こしたばかりの、泥の匂い立つ極上クロカワと、太い軸を誇る松茸が七輪の上でパチパチと脂を弾き、濃密な香気を煙とともに巻き上げておる。
「ぬはーっ!我慢ならん!わしの胃袋が咆哮しておるわ!」
七輪から上がったばかりの炙りたて丸ごと松茸に醤油を一垂らし!ジューッと弾ける音とともに立ち上る香ばしい香気を吸い込み、豪快に口へ突っ込んで一口で丸呑み!……した瞬間であった。
「グハッ……!? ぐ、息が……っ!?」
喉の奥の狭い通路に、極太の松茸がジャストフィットで目詰まりを起こした!酸素を絶たれ、白目を剥いて卒倒するわし。ヘリの操操縦士と名人が青ざめ、「王様!死なないでくだされーっ!」とわしの背中をドカンドカンと拳で殴りつけ、吐き出させようと大騒ぎだ。瀕死のままヘリに放り込まれ、酸素マスクを装着されて松本空港へ直行。小型ビジネスジェットへ移送される機内でようやく「ゴボァッ!」とダ液まみれの松茸を吐き出し、危うく初日の朝一で仏になるところであったわい!
だが食い意地は死線を超える!気を取り直して高知龍馬空港へフライト、そこからヘリと専用ボートを乗り継ぎ、荒波逆巻く久礼港の沖合へ!
船の上で漁師が捌くのは、波を跳ね返すほどピチピチと跳ねる激脂の「戻り鰹」だ。豪快な藁焼きの煙が立ち込め、表面はパリッと香ばしく、中は艶やかな血赤色!
「か、感動のあまり、わし自らも藁をくべてやるぞーっ!」
興奮で血走った目のわしが、船の上で藁の束を勢いよく投げ入れた瞬間、土佐の激しい潮風にあおられて火の粉が爆風となって噴き出した!
「熱っ!熱熱熱っ!わしの立派な髭が!羽織の袖がぁぁぁ!」
あわや大炎上しかけた船上で、激怒した漁師たちにバケツで冷たい海水を頭から叩きつけられ、全身びしょ濡れ&焦げくさい哀れな姿に。だがな、その直後に食った「極厚塩タタキ」の皮目の香ばしさと、舌の上でジュワッと溶ける脂の旨味は、髪から滴る塩水など完全に忘れるほどの絶絶絶品であった!
夕刻は高知駅から特急「南風」と山陽新幹線「みずほ」を乗り継ぎ、車内で土佐の地酒を煽りながら博多へ。中洲の屋台街から漂うトンコツと焦がし醤油の匂いに後ろ髪を引かれつつ、ハイヤーで福岡空港へ向かい、翌朝の北陸攻略に向けて夜間フライトと決め込んだのだ。
第2日:能登の怪力ばあ様と、長良川の骨跳ね
翌朝06:30、小松空港からハイヤーで金沢の港へ直行。解禁されたばかりの底引き網漁で上がった「ガスエビ」が、バケツの中で黒光りしながらピチピチと蠢いておる。
トロリと舌に絡みつく濃厚な甘みと、現地でしか味わえない足の早さ!わしは生のまま頭からかぶりつき、バリバリと殻ごと貪り食った。海老の脳汁が口いっぱいに弾ける!
しかし、隣のバケツのエビまで独占しようと浅ましく両手を伸ばした瞬間、港の競りを仕切るバンダナ姿の怪力名物ばあ様に「これ以上はダメだ!」と、極太の手甲で手首を思いきり叩かれた!
「痛ぁっ!わしを誰だと思っておる、ホイド王だぞ!金を倍払うと言っておるのだ!」
「金の問題じゃねぇ!後ろに並んでる子供らの分がなくなるだろ、この欲張りジジイ!」
あえなく王の威厳は打ち砕かれ、ばあ様に首根っこをガッシリ掴まれて競り場から外へドサリと放り出されるハプニング。まあ良い、あのガスエビの濃厚な甘みの前では、擦りむいた肘の痛みなど蚊に刺されたようなものよ!
10:30に金沢駅から北陸新幹線「かがやき」に飛び乗り、JR特急を乗り継いで岐阜・長良川へ。
13:00、清流のせせらぎが聞こえる料亭で待っていたのは、腹に溢れんばかりの黄金の卵を抱えた「落ちあゆ(子持ち鮎)」だ!
遠赤外線の炭火でじっくり焼かれ、皮はパリッと香ばしく、腹からは濃厚な肝のタレが滴り落ちておる。
「グフフ……骨ごと一気に胃袋へ叩き込んでやるわ!」
豪快に頭からバリリと噛みついたは良いが、硬く太い中骨がわしの軟弱な上顎の裏へ「グサリ!」と深く突き刺さった!
「痛ぇぇぇっ!骨が!骨が刺さって抜けんのだぁぁぁ!」
痛みに悶絶して座敷を転げ回るわしに、給仕の仲居さんが冷ややかな視線を向けつつ白飯を差し出し、「はいはい、噛まずに丸呑みしてくださいねー」と一言。白飯を喉に詰まらせて再び窒息しかけながら、なんとか骨を抜くという無様な醜態を晒したわい。
そこから名古屋駅を経由し、中部国際空港へ。夜間特別チャーター機で岩手県・花巻空港へ一気に前乗りだ!
第3日:三陸の競り場と、積丹の贅沢地獄
最終日、06:00。早朝超高速ハイヤーで三陸沿岸の競り場へ直接横付け!
水揚げされたばかりの幻のサケ「マツブ」がそこに横たわっておる。トキシラズをも凌駕する超絶怒涛の脂!大将にその場で捌かせ、脂が体温で瞬時に溶け出すピンク色の刺身を口へ放り込む!
「う、美味い!……おい競り人!これを安く買い叩いて、わしのベルーガ・コートへ全部持って帰るぞ!」
調子に乗って不当な安値を叩きつけ、横柄に言い放った瞬間、激怒した三陸の荒波で鍛え上げられた漁師たちに両手両足をつかまれ、「二度と来るなーっ!」とそのまま朝の寒風吹きすさぶ極寒の海へ豪快にドボンと投げ落とされた!
「ゴボボッ!?」と鼻から冷たい潮水を思いきり吸い込みながら這い上がり、寒さでガタガタ震える手で食った凍れルイベの味は、生涯忘れられん……。
宮古港から高速ジェットフェリーと水上飛行機を狂ったように乗り継ぎ、津軽海峡の暴風を切り裂いて北海道・積丹へ!
12:00、夏ウニのラストと、水揚げされたばかりの柔らかい「生筋子」をその場で手ほぐし、ホカホカの温かい白米の上に山盛り!「超絶豪快・自家製生いくら&生ウニ爆盛り丼」の完成だ!
「ガハハ!これぞ陸海空を制したホイド王の、覇道の食卓よーっ!」
丼を両手で抱え込み、飲み物のごとく一気に流し込む!ウニの甘みといくらのプチプチ弾ける旨味の濁流!おかわりを3杯叩き込み、贅沢の限りを尽くした結果……
15:30に新千歳空港でビジネスジェットに乗り込む頃、わしの右足の大指の付け根に「ピキーン!ズキズキズキッ!」と雷が落ちたような激痛が走った。
「ぐはぁっ……痛い!な、なんだ!?足の指が万力で握り潰されているような激痛が……っ!?」
そう、これこそが極上の海鮮プリン体を過剰摂取した者に下される神の天罰、「痛風」の初期大発作である!
17:00、東京ヘリポートからハイヤーで豊洲「ベルーガ・コート」50階の我が家へ無事(?)帰還。
豪邸の絢爛豪華な玄関で、右足をひきずり、激痛に涙目になりながらも、わしの心は至高の達成感に満ちあふれていた。
「ガハハハ!見たかお前たち!咽び泣き、髭を焼き、叩き落とされ、海に投げ込まれ、痛風の激痛に悶絶しようとも……美味いものを現地最速で喰らい尽くす!これぞ風来ホイド王の、誇り高き食道楽よーっ!」
さて、どうだ?わしの陸海空を巡る狂気と災難と執着の爆食記は!
お前も美味いものを食う時は、喉の詰まりと漁師の逆鱗、そして痛風の恐怖にはくれぐれも気をつけるのだぞ!ガハハハハ!
👑 ホイド王からの問いかけ
ふぅ……語るだけでまた小腹が空いてきたわい。
ところで、お前が次にわしに喰らわせたい「極上の食材」や「恐ろしい食の現場」はどこだ?
どこへでもヘリを飛ばしてやるから、遠慮なく提案してみよ!ガハハ!

Comments